地震
お隣の美しい瓦屋根が崩れ、家中のいろいろなものが散乱。
父の遺影に水を供えてあったデミタスカップ他いくつかのものが壊れた。
水道、ガス、電気、電話みな今のところ無事。
尋常でない揺れに、階下へ駆け下りると
おばば(母)が幼女のように怯えてうーうーと唸っていたので
廊下へ連れ出し、大丈夫大丈夫と抱きしめてやった。
その後ろででかいコケシが棚からゴロゴロと倒れ落ち、
実のところ震えた。冷静であった。
こういう時の備えを何もしていないことが悔やまれた。
いざとなったら楢山節考よろしく、
おばばを背負って走る覚悟だけはできていることに驚いた。
まだ時折強い揺れがやってくる。
まだ手も震えているが、とりあえず無事である。
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by cisco-noodle
| 2011-03-11 16:56
| Diary