アルレッキーノの室内履き
このところ、おかみさんに頼まれたイメージがなかなか形にできなくて
編んではほどきをくり返していたシス公。
ようやく形ができたようです。
シンプルなシルエットで、あたたかいけれど軽やかで、個性的で。
おかみさん「工夫したねえ、シス公。イメージどおりだよ!」
子宝かあさん「一緒はいやです(きっぱり☆)」
表にはモヘア、内側にカウチン用のふかふか糸を使ったんだよ。
メリヤス目で編んだから、内側は弾力があっていいだろう?
おかみさん、履いてみてくださいよ。
シブイさん「やあおかみさん、アルレッキーノのようじゃあないですか」
(※アルレッキーノ:イタリアの劇に出てくる道化師。歌や踊りが上手)
子宝かあさん「始まっちゃった…」
メリヤス編み目は、目が揃わないと美しくないけれど、
甲から足首へせり上がる微妙なカーブや
土踏まずをしぼったシルエットがキレイに出せるし、
履いた時に、ぼてっとしない。
その上、プレーンなアフガン編みよりも伸縮性がでて、履きやすい。
それから、カウチン糸はボリュームがあるのにとても軽い。
うんうんうん。
いいぞ、大きなサイズを作れるように準備しよう。
そうしよう。
思いどおりの形ができて、おかみさんは踊りが止まらないし
シス公は、うんうん頷きながら設計図に向かっているし。
お店に出せるかどうかは別だけれど、しばらく新作づくりに湧きそうです。
(冬物なのにね・笑)
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【 おまけ 】
春がもうすぐソコまで来てるせいか…
ぬくもりが、いっそう愛おしいようです(笑)
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by cisco-noodle
| 2012-03-04 16:28
| あみもの