ごぼうで染めた2つの色
昨日の続きです。
かつての失敗料理からヒントを得て
ゴボウで緑が出せるのか実験中☆
あれからまた、おたおたと調べ回ったところ
こんな記事がありました。→☆
ゴボウの成分
アルカリと反応して時間をかけて緑に変化してゆくらしい。
染めてみようじゃありませんか!
酸で中和した時は深緑のままだったのに
沸騰するにつれ、液が茶色に!!
台所はゴボウのいい香りと、タンサン(重曹)の匂いが
渾然一体となって、まさにカオス。。。
さらに今回は
満を持して手作り酢酸銅液の登場です。
参考にしたサイトには2週間で完成と書いてありましたが
媒染に使う3%の濃度になるまでに4週間かかりました。
葉っぱの緑は主に葉緑素(クロロフィル)。
これが銅と相性がいいらしいことを違うサイトで読んだんです。
んが
媒染後は灰緑になってしまいました。。。
4回染めて
左の灰緑を染めたあと、媒染の色味の差が見たかったので
ミョウバン媒染で右のウォームグレイも染めました。
青みの強い緑を感じる、クールなグレイです。
良くいえば「品のある大人の色(笑)」
写真ではベージュみたいに見えますが、むしろうっすらと紫ががった灰色
良くいうならば「ナチュラルでクセのない明るいグレイ(笑笑)」
予想とは少し違ったけれど、肌なじみのよい
いい色に染まったと思います。
アルカリ水で煮出したものでも、
酸で中和しない方が濃い色を出せることがあるらしいし
銅で媒染すると、必ず緑が良く出るわけでもないらしい。
らしいらしいらしい…むずむず。
さあさあ大変。
おかみさんがはまっちまいましたよ!
(↑皆さん、もうお気づきのこととは思いますが・笑)
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【 最近チェック隊の出番が少ないなと思っているあなたへ おまけ 】
なぜならば
そして
暑い時はよくこんなふうに口を開けてノドをヒクヒクさせているんですが
このお顔はあきらかに威嚇しているものと思われます。
(お嬢ちゃん、こわいよ〜)
当店のアイドル、スズメ小太郎。
いまだ羽のあるお友達できず。。。
(泣くな!小太ちゃん!)
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by cisco-noodle
| 2012-09-07 16:50
| 草木染め