ヨウシュヤマゴボウ2013〜驚愕
今日は驚愕の記録を。
きれいでしょう?美しいでしょう?
昨年10月に収穫したヨウシュヤマゴボウの実1.7kgを絞って
醗酵させながら浸し染めをやっております。
開始したのは7月18日。
昨日のコメント欄で hideharu さんに
「蘇芳(スオウ)色」と表現していただきました。
そう、ワインレッドというよりもその呼び名の方が相応しい。
深く、華やかで、色気と気品を兼ね備えた色です。
渋みはありますがこちらも濃いピンク〜茜色。
洗った直後は感じなかったムラが激しく出ています。
(実は、何も入れなかった方にも目立たないけれどかなりのムラが)
昨年も濃い紫と茄子紺を染めた時は、
4日浸したあとで加熱媒染(60〜70℃)し、再び液に戻しました。
で、今年も同じようにやってみたわけです。
加熱媒染を。
…信じられます?
媒染は35℃からスタートし、ゆっくりと加熱。
約10分後、45℃に達した頃に糸の上下を返したところ
鍋肌に近い部分からあっさりと赤味が抜けていたんです!
(涙涙涙涙)
ところどころに赤味が残るものの、これはほとんどパンプキン…。
さらにミドリっぽい灰色が混じるところも出ています。
これは、はっきり言って緑です…。
不思議なことに媒染前にあんなに目立っていたムラが
ほとんどありません。
なじぇ〜〜〜〜〜〜〜(涙涙涙)
このままで終了しようか…
とも思いましたが、媒染したことだし
もう一度液に戻すことにしました。
液がだいぶ減ってしまったので、水1Lを加えました。
泡立ちはこちらの方が強くなりました。
お疲れの液には栄養を。。。
醸せ醸せ醸せ…醸してちょうだい…。
なぜ色が抜けたのか?
なぜこんなにムラになったのか?
わかりましぇん。
…そして、2日前(7月23日)ベージュ系になってしまった
シルクはどうしたかと言いますと、
媒染(常温)して再び液に浸してありました。
(↑あきらめが悪い染めやシス子)
ああ〜〜〜〜やっぱり色が抜ける予感。。。
こちらは水洗して…乾燥したらまたご報告しますね。涙
(↑もう、想像つきますよね…)
子宝かあさん「ロバちゃん、番頭さんはああやって騒いで景気つけてるのよ」
ドン・ロバート「ロバートです」
ああ、染めやシス子はどこへゆく…。
そんなわけで、まだまだつづく…。
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by cisco-noodle
| 2013-07-25 12:43
| 草木染め