パンデイロッカー


Pandeiro Batucada part5 "Brown Mão"/JINGLE-GYM
パンデイロッカー小澤敏也 Official Site



自分は彼のことを「つるさん」と呼んでいた。

1983年当時、サンバパーティー(サンバ同好会)のメンバーはみんなそう呼んでいた。
その由来がつる公に似ているからというのが、本当なのかどうかわからないけれど
小澤敏也という本名を知らない者がいるくらい、彼は「つるさん」だった。

サッカーが本当に大好きで、読売クラブはブラジル流のサッカーだから
ブラジル流の応援をしようと、私設応援団に駆り出されて競技場へ行ったこともあった。

パンデイロに関する情報があまりなくて、彼の地のレコードに耳をそばだてて
「これはどうやって叩いてるんだろう?」「こんなのやりたい!かっこいい!」
大学のグランドの隅っこで暗くなるまで練習練習…。
つるさんが来るとつかまえて「こんなのかっこいいよ!」
練習に使っていたのがセンパイお手製のえらく重たいパンデイロだったので
自分の左手首は内側に向かって今もボッコリと飛び出してしまっている。
そんなにやっても、ちっともうまくならなかったので
一緒にバツカーダすると、途中から演奏をあきらめて踊ってごまかしていたな。


あれからもつるさんはパンデイロを叩き続け
日本を代表するパンデイロッカーになった。
こんな人は他にはいない。
たくさんのミュージシャン、パンデイロ教室の生徒さんに愛され尊敬され、信頼されて
それでもちっとも変わらない「つるさん」だった。
52歳は若すぎる。



今がしがない室内履きやのシーズン中でよかった。
お客さまを待たせていると思えば手も動かせる。
ときどき手元が滲んでしまうけれど、なんとかやっている。



さよならは言わないよ。
つるさん。
いつか、また、一緒にバツカーダしてね。
ついていけなくなったら
上手に踊ってみせるから。







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by cisco-noodle | 2013-11-22 22:01 | Diary | Trackback
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