<   2012年 10月 ( 14 )   > この月の画像一覧

前回、途中段階をお披露目した
明るめの色のウールといっしょに染め始めたタコ糸。


24時間浸す→媒染→乾燥を2度繰り返すもちっとも濃くなりません。
やはり綿は煮染めにしないとうまくないようです。

4日目からは方向転換して、
煮染め→浸す→媒染→乾燥で試してみました。



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…結果、こんな感じです。
4回煮染めをくり返し、最後に2日間浸しておきました。


果汁にアルカリを加えると青味の色に変化することから、
ヨウシュヤマゴボウの実の色素は
ベタレインではなくアントシアニンであると仮定して
火にかける時には1%の氷酢酸と、糸重量程度の塩を加えました。

(アントシアニンは酸性で安定化する傾向にあり、塩は定着を助けるらしい)





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↑少し赤みのあるカフェオレといった感じです。
(左の2玉は今月22日にお披露目した加熱染色した糸、右の2玉は同じく22日の非加熱)




手間をかけたわりには、あまり差がでない。

綿のわりによく染まるタコ糸とはいえ
ヨウシュヤマゴボウの色はここまでで精一杯なのかもしれません。

ご苦労だった。タコ助…。




一方、鮮やかなピンクを見せていたウールはどうしたかといいますと、




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スズメ小太郎「?」 番頭さん「ナニアルカ?」

氷砂糖です。



「ヨウシュヤマゴボウの実染めには醗酵が必要」
というのが、これまでの少ない経験と、
スーパーウルトラ文系の脳みそが導き出した結論です。

きっとコーボちゃんがむにゃむにゃして色素くんをほれほれして
比較的退色しにくい色が染まるに違いない!…的な(笑)


今回の液は、搾りかすをキレイに取り除いたせいかちっとも醗酵していません。




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ハラが減っては醗酵もできまい…ということで投入〜♪

いえ、根拠がないことではありません。
今は法律で禁止されているらしいですが、
ワイン造りでも、アルコール発酵を進めるために
糖を入れることがあったらしいのです。


コーボちゃんも生き物。
エネルギー源になるごはん(糖質)が必要なんですね!






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酵母菌にごはんをあげたのは昨日。
今日は活発に醗酵しているようです!



本当は、今日の午前中に液から出して仕上げるつもりだったけれど
もう1日酵母の力を借りようと思います。
(いや〜ヒマジンでよかった〜〜〜・笑)




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


【 おまけ 】


固唾をのんで、草葉の陰から見守る重役たち。



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子宝かあさん「コーボちゃん…」 番頭さん「ゴボゴボ」


当店重役の、最近の定位置はここです。





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夏の思い出、イノコヅチ。
寒さで葉っぱが少し元気をなくしてきました。




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同じく夏の思い出、シロザ。
鉢に植えてからぐんぐん伸びて花芽がつきました。もうじき咲きます。



シスコ野草園。(←「雑草園」っていわないでね!)
冬にはみんな枯れてしまうんでしょうか?




めっきり冷え込むようになった秋の夕暮れです。







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急に冷え込みました。

ひだまりで、当店重役たちが困り顔。



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番頭さん「コタロー、ダメアルヨ〜」
スズメ小太郎「ボクじゃないや」
子宝かあさん「そうよ、いくら小太ちゃんが重いからって」




まあまあ皆さん、悪いのはアチキでござんすよ。




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所定の位置にあった常連さんたちのごはんのウツワに
上からガッチャンと落っことしちゃったんですよ。






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このコたちをね。



3日前から明るめの色を出そうと浸してあった糸を
一旦洗って干すところだったんです。





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ヨウシュヤマゴボウの実と水の比率を去年と同じにしたものと、去年よりさらに薄くしたもの。

浸した時間は去年と同じく72時間。
タンニンによる色の渋みを押さえてみようと
搾りかすはきれいに漉しました。

気温が低かったせいか、搾りかすをキレイに取り除いたせいなのか
醗酵した様子がありません。



さてさてここで不思議なことが。



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(さっきの写真の逆向きから撮っています)
左の2本が去年と同じ濃さの液に浸した防縮ウールと加工していないウール。
一番右が去年より薄い濃度の液に浸した、加工していないウール。




液の濃さが薄いものの方が濃く染まっている!




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左:去年と同じ濃度の液 右:去年よりも薄い液


液の色の見た目もほとんど変わらない???

なんでやねん!



なんか間違えたかな〜(汗)



とにかく、このままの色はすぐに色あせてしまうでしょう。
一旦乾かしてからもう一度媒染し、
さらに最低2日くらい浸してみようと思います。




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【 もひとつ事件があったのだよ、ワトソンくん 】



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ぎゃああああああああ(涙涙)

静かな秋の午後に響きわたる、ゾウキンを引き裂くような悲鳴。



昨日、果汁の原液で醗酵実験していたものの様子を
ちょっと見ようとして…。



今日の3枚目の写真に敷物が干してあったのは
こういうわけだったのだよ、ワトソンくん。

醗酵はどうやら止まったみたいです。。。




とりあえず、陶器用のボンド買いに行ってこよっと(汗)







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長い長い時間がかかりました(なんと開始から11日)
糸の完成です。


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右手前の4玉がウール。左奥の4本がタコ糸。




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こちらは【非加熱染色】
左:10%の炭酸カリウム(アルカリ)を加えたもの 右:水だけを足したもの



アルカリを加えたものは茄子紺、水と果汁だけで染めたものは深い深い紫。
手前味噌ですけど、どちらもタメイキが出るほどキレイな色です。




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非加熱染色に使った液を90℃くらいに熱した【加熱染色】
左:10%の炭酸カリウム(アルカリ)を加えたもの 右:水だけを足したもの
こちらには防縮ウールを使いました。(←ちょっと学んだ・笑)


それにしても、なんで写真には上手く色が出ないんだぁぁぁぁ…。




水だけの方はココア色より少し赤みを感じる色。
アルカリを加えたものは、加熱染色を終えた時点では紫を帯びた灰色でした。
乾燥後(写真の状態=現在)は、みごとなモスグリーンになっています。

色変化の実験どおりになったわけです!



非加熱、加熱のどちらも
去年染めた色とはけっこう違うことにお気づきでしょうか?



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去年はこんな色



去年の染液は、実170g:水1ℓ(約17%)/約3日間浸し
これに対して今年は、実1000g:水3ℓ(約33.3%)/約10日間浸し
去年よりも濃い色が出ているのは、
液の濃度の差と染液に浸した時間の差なんでしょうね。

さらに、今年は搾りかすを糸といっしょに浸しておきました。
軸や種にはいわゆる渋みのもと「タンニン」が含まれているそうです。
味だけでなく、色にも渋みが出たんじゃないかな。。。と思います。




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タコ糸はこんな感じ。
左から、非加熱のアルカリ→非加熱の水だけ→加熱したアルカリ→加熱した水だけ


う〜〜〜〜〜ん。

タコ助もがんばったんだけどなあ。
やはり、これだけ濃度が高くても綿は染まりにくいですね。
おそらくこの4色も、そう時間はかからずに
淡いベージュに変化してゆくような気がします。


今の色を記念に。

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【非加熱染色】
左:アルカリを加えたもの 右:水だけ足したもの

弱いけれど、淡いけれど、柔らかないい色だと思います。





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【加熱染色】
左:アルカリを加えたもの 右:水だけ足したもの

写真ではほとんど差がわからないかもしれません。
実物はウォームグレイ(左)とピンクベージュ(右)です。




今年もやっぱり毎日毎日、朝も昼も夕方も晩も
わくわくどきどきでした。

子供を育てるのってこんな気分かしら?
(↑いや、もっと大変だよ!って叱られそうだけど・笑)



皆さん、だらだらと長い染めレポにおつきあい
ありがとうございました〜〜。

ふぅ。



*今回の詳しいデータは載せませんが、もし、自分もやってみたい!
参考にしたい!…という方がいらしたら、遠慮なくおっしゃってくださいね☆




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


性懲りもなく おまけ 】


…そして今朝から
去年よりも薄い液で浸し始めました。



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2時間浸して搾ったタコ糸。
浸す→媒染→乾燥…をくり返すことで、濃くできるか試そうと思います。





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そんなわけで乾燥中〜♪
この可愛らしいピンクを定着させる方法はないものか…。




染めレポはたぶんしませんから、ご安心を(笑)






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ヨウシュヤマゴボウの実で、醗酵させながらの浸し染めを始めて
ついに11日目になりました。


大おかみ「まだやってたの !?」

やってますとも。最終段階ですけどね。



糸の様子は明日お披露目するとして、今日はこれを。



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左:実を搾り、水で約3倍にうすめたもの
右:左と同じ液に重量の10%の炭酸カリウム(アルカリ)を加えたもの



アルカリを加えた時の色の変化が予想と全く違っていたので
前回の記事をアップしてから、念のために絞りたての液で実験してみました。


ネットで検索して「ヨウシュヤマゴボウの赤紫はベタシアニンという色素」で
アルカリ性になった時は黄色く変化することを知っていたので、
炭酸カリウムを加えて青っぽく変化するということは
醗酵によって色素の性質に変化があったということのではないかと考えました。

今回の実験では液は醗酵していません。
それでもやっぱり青っぽくなってるじゃんか!




醗酵していなくても、青っぽく変化するということは
実の赤紫はベタシアニンではなく、アントシアニン系の色素なのでしょうか?




何はともあれ、加熱後の変化も見てみたくなり
沸騰したお湯で30分湯煎してみて、
スーパー文系の脳みそも沸騰寸前、大混乱に陥りました。




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水だけを加えた液。予想どおり、すこし黄味を感じる明るい色になりました。

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そして、こちらがアルカリ性にした液。


何じゃこれは!?



(余談ですが、数学、物理、化学が5以上の評価だったことがありません。
↑もちろん10段階評価での話です…。)



アントシアニンはアルカリを加えると、青っぽく変化するらしいんですが
加熱するとバスクリンみたいなスーパー鮮やかなキミドリになるなんて…。




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左から
水だけを加えて加熱 / ←の加熱前 / 水とアルカリを加えて加熱 / ←の加熱前



…ということは、今、アルカリ性にした方の液に浸っている糸は
熱したら緑系になるっていう?

う〜〜〜〜〜〜〜〜〜むむむむ。




そして、混乱のまま一夜が明けて
(↑いや、ちゃんと寝ましたけども)




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○×△¥⌘☆∀#????
加熱していない液までこぶ茶みたいな色に!




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加熱していない液です。赤みはいったいどこへ?(汗汗)

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水しか加えていない方は、変化がありません。



ななななんでやねん!
と液に向かってツッコンでみるも、返事はなし。
あたりまえか…。




ン?


…ということは、今、アルカリ性にした方の液に浸っている糸は
このままにしといたら…どどうなっちゃうの???


なんだかコワくなってきました(汗)



そんな訳で、糸は昨日のうちに液から上げて仕上げ中です。
写真を撮れる状態になるのは明日の午前中かな〜。


明日を待て!

ははははは…。
もはや長くなりすぎて、誰も見ちゃあいないだろうが。。。(汗)





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先週11日から始めたヨウシュヤマゴボウの実染め
今日は8日目です。


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am 5:44:48 分厚い雲の切れ間から朝日が。




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ミステリアスですらあります。




ーーーーーーーーーーーーーー昨日までの経過をざっと。ーーーーーーーーーーーーーー

ヨウシュヤマゴウボウの実を搾り、糸が浸るまで水を加えた液に
先媒染したウール2玉、タコ糸1玉、媒染していないタコ糸1玉を浸し
約72時間経過したところで一旦液から取り出しました。

ウール1玉以外を加熱媒染し、再び全て液に戻しました。
これでウール・タコ糸共に、媒染が1回のものと2回のものができました。

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糸を再び染液に浸してから糸の色にあまり変化は見られませんでした。
わずかに液も濁り始め、産膜酵母が膜を張りそうな気配。。。
そこで、72時間が経過した昨日の18:30、糸を取り出して終了しようとしたところ、
なんと、糸色が少し濃くなっていたんです!

とりあえず朝、明るくなるまで放置しておくことにしました。
(気のせいかもしれないからね)



一夜明けて、一緒に浸してあった搾りかすを捨てるため
素手でぎゅうぅぅっと…。


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え”?
お天気が悪くて青っぽいわけではありませんよ。



最初に搾ったときとは、明らかに色が違う。




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こちらが11日の色


次の作業に移るために手を洗ってみると、なかなか落ちません。
(11日のときは水だけでほとんど落ちたのに…)
石鹸をつけてビックリ!


かなり青みの強い紫
になったんです!!!



さっそく実験。


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炭酸カリウムを加えた色


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何も加えない色


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氷酢酸を加えた色


そんなバカな…!

ヨウシュヤマゴボウの色素は「ベタシアニン」というもので
アルカリ性になると黄色く変化するはずなんです。

やはり醗酵することで、色素の特徴が変化しているのでしょうか?
(どぉっきんどぉっきんどぉっきん)



昨年は約72時間浸して終了しました。
今の時点でその倍の時間浸しているのですが、
アルカリを加えて糸も青紫になるものなら、その色も見たくありませんか?

自分は見たい!



…というわけで


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先媒染+中媒染のウールとタコ糸
(↑色を見ながら液重量の10%の炭酸カリウムを加えました)





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先媒染のみのウールと中媒染のみのタコ糸
(↑何も加えない、今までのままの液)



浸します!

(鼻の穴オッピロゲて暴走中…もうとまらない〜〜〜〜)




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アルカリにした液のバケツに



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何も加えない液の洗面器をうまいこと重ねて




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トーヤマくん、よろしくよろしく頼む!




さあさあ、おかみさんの見たい知りたい試したい
ドコまで行ったら止まりますやら
御用とお急ぎでない方は
オタチアイ、オタチアイ、オタチアイ〜〜〜☆

(飽きちゃった?秋だから?飽きちゃった?←全然飽きるってことを知らない)




シス公「糸、痛むだろうなあぁぁぁあ(涙)」




・・・・・・・・・・・・


【 おまけ 】


こんなことも発見。


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やっぱりタコはよく染まる(笑)






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(ああ、もうお腹がぺこぺこです。。。)

まず、昨日から始めたヨウシュヤマゴボウ醗酵実験のつづきと
今日の糸の様子を記しておきます。



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昨日、ジュウーサーでスマートに搾った直後。

冷凍してあった実と合わせて、約1.5kgを搾りました。
赤ワインを醗酵させる場合、搾りかすも一緒にして醗酵させるので
搾りかすも入れてあります。



1日経って、



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(液面が上がっています。)


アルコール発酵では、二酸化炭素が発生するのです。




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こんな具合に。(もこもこブクブクいってます〜〜〜☆)



ガス抜きをしないと溢れちゃうので
お箸でぐるぐるかき混ぜてみました。




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んんん〜〜〜〜オイシソウ…。

今日は気温が高かったせいか、かなりアルコール臭がしていますよ!
ひとまず順調に醗酵が始まっているようです。




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お連れができて、心なしか誇らしげなトーヤマ先輩。




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今日のウール

色が濃くなった感じはありません。。。





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今日のタコ糸



ところで、お気づきでしょうか?

液の色が少し白っぽく濁り始めているのです。
(ドキドキドキ…まさか、また膜が張るんだろか??)



糸を再び染液につけてから、明日で丸3日。
明日の夜に液から出して、終了する予定です。




・・・・・・・・・・・・・




ところでシス公(←またまたご無沙汰しております〜)、皆さんにあれを。

シス公「はい!」



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フリーマーケットサイト tetote、レンタルボックスサイトminne(ミンネ) に出品中
〈シスコ室内履きや〉カタログサイトにも出品中です。




ここまで染めてきたタコ助で編んだコースター、4色セットです。




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左:藤ぞめの2色 右:タテ糸はイノコヅチ、ヨコ糸はシロザ染め



シス公「最初に編んだときとは、縁編みを工夫して変えてあるんですよ!」




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(こちらは和洋ゴボウ。)
左:ヨウシュヤマゴボウの葉染めの2色 右:食用和ゴボウの2色




うむうむ、4色揃うとなかなかよいね ♪
シス公「でしょう?」




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和物とも洋物ともよく合います。



糸が少しずつしかないので2セット限定。
同じ素材を使っても、同じ色が出せるというものでもないので
今年限定でもありますね。

この色を楽しんでいただける方に、出逢えますように…!




久しぶりに出した新作が
室内履きじゃないってとこがなんともね(汗)

お腹空いたので、今日はこのへんで…。じゃっ☆








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ヨウシュヤマゴボウの実を絞り、醗酵させながら染色中です。


10月11日から始めて今日で6日目。
ウール2玉(先媒染)とタコ糸2玉(先媒染と中媒染)は今日も染液の中。

ブドウが醗酵してワインになるのと同じように
ヤマゴボウの実も自然にアルコール発酵しているわけですが
ここで、ふと疑問が。



糸を浸すためには搾った果汁だけでは足りなくて
水を加えているわけですが
果汁だけで充分に醗酵させてから糸を浸してはどうだろう…?




そして昨日、運命の扉を開けて
台所のブラックホールから、またまた新兵器を発掘してきました。




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じゃん☆(ひさびさに長い前フリだった…)



なんともレトロな形。

その名も



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「ジュウーサー」
(口に出して発音してみることをお薦めします)

製造・販売元と思われる「K.K.ITO CO.,」のロゴがイカすぅ。




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商品名ロゴのレリーフもイカすぅうう。




まだグレープフルーツが珍しくておしゃれな
高級フルーツだった頃、確かに使っていたのを見た覚えがある。。。





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フタを持ち上げて


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ぎゅっと絞る。




ふむふむ。
これなら手をピンク色に染めることなくスマートに
実を絞れるような気がしますね。



やってみましょう。




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採れたて新鮮ヨウシュヤマゴボウの実を投入。




ささ、せっかくですから皆さんもご一緒に。




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ジュウーーーー


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サーーーーーー!



おお☆スマート!
これなら手を汚さずにヤマゴボウワインが作れそうですよ(喜)




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「あ"」




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番頭さん「タレトルヨ〜」




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あ"〜〜このやろ〜〜〜〜



そんなわけで結局、床やら手やら服やら
ピンクでべとべとになりましたさ。




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番頭さん「チミドロ」 ちがいますっ。





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絞り立ての青臭い匂いがします。



「山梨県ワイン百科」というサイト内の「ワインの醸造」という資料をもとに
1〜2週間かけて醗酵させてみます。
↑余談ですが、このサイト、トップページから入ると
上記の資料にたどり着くことができません。試してごらんあれ(笑)





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子宝かあさん「今日の糸はどうなってるの?」 番頭さん「ワインデキタカー?」



はいはい、ただいま。

シス公からもお見せしたいモノがあるみたいなので
今日は異例の2本立て更新で参りますよ。

(お夕飯が食べたくなる頃に更新予定☆)



つづきはまたあとで!







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昨日はグッと冷え込んだ寒い一日でした。


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昼間もシュラフで保温につとめます。



昨年は丸3日染液に浸して水洗→終了でした。




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お昼頃(72時間経過)液から出してみました。


去年と同じく、濃い色!




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ウール


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タコ糸

左が媒染していない糸、右が先に媒染した糸です。
わずかな差ですが、右は左よりも黄味があり色が深い。





先媒染したウール2玉のうちの1玉と
タコ糸(先媒染してある物とまだ媒染していないもの)
温湯で洗って媒染にかけました。
残ったウール1玉は液から上げておきました。
ただ染液に浸しただけの状態と、後から媒染した物の差をみようというわけです。




ここで痛恨のミス!

写真を撮るの忘れました…。

だって、洗ったら
タコ糸の色がベージュ系のグレイと青みの強いグレイに
なったんですもん!(←慌てた・笑)



去年の経験から、70℃くらいまでは
加熱しても色味に変化がないことがわかっているので
ゆっくりと40分かけて70℃まで媒染液の温度を上げて
ウールもタコ糸もいっしょに20分媒染。

4時間ほど放冷して
染液から上げておいたウールといっしょに
再び浸しました。




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一夜明けて…。
(↑ついに敷き布団もご用意)





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ウール
左が昨日いったん洗って媒染したもの


むむむむ…。
昨日媒染の前後に洗っているせいなのか、
昨日媒染した方が明るく、赤みが強くなっています。
媒染しなかった方は、青みの強いムラサキ。




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タコ糸
左:昨日媒染したもの 右:先媒染して染色→昨日媒染したもの


タコ糸も液の濃いピンク色に見えますが、
洗ったらたぶんベージュ系になると思われます。




ふーーーーーむ。。。




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今日のトーヤマくん

昨日再び染液に戻してからまだ18時間。
ここはあと1日か2日浸し続けてみることにします。




どんどん気長になってゆく自分を
ひしひしと感じる今年の秋であります。




つづく。。。

飽きちゃった?飽きちゃいますよね…秋だもの…。





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今朝の空には雲がなかったので


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三日月と金星がくっきり。(am 5:22:47)





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(am 5:23:47)

明後日が新月なので、明日の朝はもっと細い三日月が見れるかな?





雲がない夜明けというのは冷え込みますよね。




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水滴がびっしり(am 8:21:41)

アルコール発酵というのは
酵母が糖質からエタノール(アルコール)と二酸化炭素を生成する化学変化で
そのプロセスで熱エネルギーが発生するのだそうです。



この水滴は熱が発生していることのあかし。
つまり、醗酵が順調に進んでいるということになるでしょう。
(ルンルンルン♪)




昨晩は膝掛けでは寒かろうと思い、
夏用のシュラフでくるんでおきました。




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お昼のトーヤマくん。



昨年は丸2日たったところで「産膜酵母」が膜を張りました。
産膜酵母の衝撃画像はこちら




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漂うアルコール発酵の臭気〜〜〜〜。

今年は膜を張っていませんね。



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タコ糸
(↑イクシくんが気を利かせて、色を明るめにしてくれるので
実物よりもかなり明るく写っています)





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ウール



どちらも、昨日よりも濃くなっています!





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わくわくわくわく



明日は様子を見て(←つまりその日の気分で)
液から出してみようと思います。



つまり、次の更新は明後日!じゃっ☆





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昨日、急遽スタートしたヨウシュヤマゴボウ染め。
昨年は10月下旬に染めて、その糸でルームブーツを編みました。


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こんな感じ

ベースの明るいグレイは既製色です。

編んだ時期は年明けの1月中頃。
編むまでの間は普通の引き出しに放り込んであったので、日光の影響はあまり受けていません。





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染めた直後の色がこんな感じ。

写真で見るとほとんど変化がないように感じると思います。

自分の実感としては、深い深い葡萄色だった
非加熱染色の一番濃い色が、若干明るく、ピンクに近づいたように思いました。



あれから、ほぼ1年が経ちます。




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↑ついさっき撮影。

特にていねいに扱ったわけではなく、
毎週のように履き、時には普通の洗濯洗剤で洗濯機でゴゥンゴゥン洗いました。
干す時は、どのくらい退色するのか見てやろうとばかりに
平気で日向に干しました。




もとより草木染めには、化学染料を使った染色よりも
退色しやすいという欠点があります。
中でもヨウシュヤマゴボウの赤紫は熱で赤〜たまご色に変化し
日光堅牢度がとても低いといわれているらしい。




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確かに4つの色は浅く退色していますね。

でも1年経ってこの程度の変化なら
まあまあイイ感じなのじゃないでしょうか?


自分としては、むしろ「デコボコじゃばら編み」が
つぶれてぺちゃんこになったことの方がガッカリです。ははは…。





今年も上手くアルコール発酵してくれますように…。





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今日のトーヤマくん。
昨日は夕方から膝掛けでくるんで低温対策をしました。




24時間経った様子を見てみましょう。




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黒っ!

期待どおり、アルコール発酵の香りがします。

昨日ひざかけでくるむ時に重たいフタを持ち上げてみたところ、
ラップの内側が曇って水滴がついていました。
その時点で既に醗酵が始まっており、熱が発生していたんですね。





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左がタコ糸、右がウール。

糸の色も濃くなっています ♪



さあさあこの先どうなるか?
また桃色の膜(産膜酵母)ができるのか??




乞う、ご期待!

あれれ、結局連日染めレポか?(笑笑)







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